ノウハウ

【Vol.2】Instagram(インスタグラム)でプロモーションってどうやるの?

前回のブログではInstagram(インスタグラム)を上手く活用しているECサイトを3つご紹介しました。

さて、今回は題名の通り。
勢いのあるInstagram(インスタグラム)を使ってどうにかプロモーションができないものか??

他サイトの事例をいくつかピックアップしてみました。

幅広くご紹介するために、ECサイト以外の事例もご紹介します!それではどうぞ~

 

 

人気アカウントの犬がモデルです。

 

NET-A-PORTER(ネッタポルテ)のメンズ版「MR PORTER.COM」では、2015年春のコレクションで面白いプロモーションを実施しています。

Instagramでも人気の犬アカウント。の、コーギーやらトイプードルなんかが今春の新作を着用しているんです!

とは言え、人間サイズの服では彼らには大きすぎるので、犬たちのサイズで作られた類似アイテムを着用。
いっちょ前にキリっとしたお顔で写真に納まっていて、それはもうめちゃめちゃかわいいんです。

mrporter
The Report 『Doggy Style』

lacorgi
lacorgi フォロワー数:90,000人+

otisbarkington
otisbarkington フォロワー数:52,200人+

loganslook
loganslook フォロワー数:8,000人+

ChangoLeon
changothehandsomepittie フォロワー数:28,200人+

remixthedog
remixthedog フォロワー数:37,100人+

 

イケメンの人間モデルではなく、犬モデルを使うというこのプロモーションは話題を呼び、リリース後は各所で拡散されたようです。
しかもモデルの犬たちは皆そこそこのフォロワー数を誇る人気アカウント!彼らのアカウントでもしっかり拡散されていましたので、多くの方の目に入ったことでしょう。。

実際のアイテムを着用していないので、なかなか大胆な施策ではありますが・・Instagramのシェアの容易さを活かしたユニークなプロモーションでした。

 

 

最もスタンダードな、投稿型キャンペーン

 

さて、初っ端からインパクト大な事例をご紹介していしましたが、お次はInstagramを使ったプロモーションの中でも最もスタンダードなもの。

イギリスのコスメブランド「RIMMEL」の事例を参考にしてみましょう。
グラフィックス1

グラフィックス2
Instagramアカウント開設記念キャンペーン

RIMMELアイテムの写真を撮って、コメントとハッシュタグ「#リンメル大好き」をつけて投稿すると、抽選で限定グッズが当たるというこのキャンペーン。
Instagramのアカウント認知と、ユーザーのニーズ調査なんかも兼ねているようです。ただ、該当のハッシュタグを検索してみると・・・投稿は57件とやや寂しい感じ。

キャンペーン自体の告知はFacebookなどでしっかり拡散されているようなのですが、恐らくRIMMELの商品を撮影する、という点で応募ハードルが高くなってしまったのかもしれませんね~もったいない。。

 

ちなみに、Instagramはtwitterと同じくダイレクトメッセージの機能がありますので、当選者などユーザーへの連絡が容易に行えます。

それがどーしたって話ですが、実はFacebookのファンページからはメッセージが送れないんです!!!

これ、案外知られていないのですが、例えばFacebookでキャンペーンを実施しても、当選者への連絡ができないというわけ。
グラフィックス3
※ファンページへのメッセージは送れますが、宛先を個人アカウントにしてメッセージを送ることができません。。

なのでユーザーと連絡が取りたい場合には、わざわざ個人アカウントから連絡をしないといけなくなるわけです。
最近のFacebookはアカウント1つ取るにもなかなか面倒ですし、無事取れたところで、フレンドではないアカウントからのメッセージはユーザーに通知されないことがほとんど。

その点Instagramは下記の通りダイレクトメールが容易に送ることができますし、ユーザーへの通知も「いいね!」やコメントと同様にしっかり通知されます。
グラフィックス7

↑ユーザーのホーム画面にある「トレイ」のようなマークがダイレクトメッセージ。ここを押すと「ダイレクト」画面からメッセージを送ることができます。

こういうちょっとした点で運用の手間がかからないって、結構重要なんですヨネ。。

 

 

近年増殖中のサイト反映型

 

前回のブログでも事例がありましたが、Instagramの投稿を実際にサイトへ表示させるプロモーション。
InstagramのAPIを利用すると、サイトへ自動的に写真を表示させることができるんです。

例えばPUMAのキャンペーンをドン。
グラフィックス5
PUMA PIN UP

こちらもRIMMELのキャンペーンと同様、指定のハッシュタグを付けて投稿するもの。毎月のお題に沿った作品の中から、優秀作品が選ばれてそこそこ豪華なプレゼントが当たるようです。

単なる投稿型と異なるのは、投稿された写真がサイトにも表示される点。
グラフィックス6
↑このようにリアルタイムで表示されますので、ユーザー自身にキャンペーンを盛り上げてもらうことができます。

フォトアルバム的な雰囲気は投稿したユーザーも楽しめますし(自分の写真がサイトに掲載されたら嬉しいですよね~)、キャンペーンに参加していないユーザーも他ユーザーのスタイルを見ることができ、楽しめちゃうという一石二鳥。

表示させるためのAPIの組込に少々コストはかかりますが、うまく活用したい手法の1つです。それと、ある程度投稿が集まる見込みがないと、寂しい感じになりそうなので要注意。。

 

 

まとめ

 

SNSを使ったプロモーションの利点は、拡散がしやすい・されやすい点と、ユーザーの応募ハードルを低くすることができる点かと思います。

今最もイケイケなSNSのInstagramさん。まずは運用ボリュームも含めて現実的な事例をご紹介しましたが、今回紹介した以外でも、タグ機能や動画など様々な機能をフル活用してプロモーションを行っているサイトも多いんです。

▼おまけ
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※海外ではこんな面白いプロモーションも。
ファンタ、“セルフィーをインスタグラムに投稿すると写真がもらえる”看板を設置

※IKEAはこんなに手の込んだ施策も。。
インスタグラムの新たな使い方!タグ付け機能を活用した、IKEAの斬新なオンラインカタログ

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ユーザー数も多く、キャンペーン運用もしやすいInstagram。できれば今後活用していきたいツールです。
ただ、Instagramユーザーの年齢層は10~20代が半数近く(2015年/アメリカのデータです)と若年層が多いSNS。

すべてのサイト・すべての商品に効果的とは言えませんので、お持ちのサイトや商材に応じて、うまーく活用してください!

 

次回は最終回!
Instagramの運用アレコレについてまとめてみます~~

 

 

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